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『モダンクラシック』

 

こんにちは。openend.の金澤です。

 

 

 

洋服屋的にはAWが始まったとはいえ、

ガッツリ暑いし、なにを買ったらいいのやら。

 

 

服好きが前向きに頭を抱えてしまう今時期に、、、

 

 

僕なりの答えを提示したいと思います。

 

 

 

 

これまで何着か気になるものを買っては試してきた「O-」。

 

 

 

今の私たち”新人”から祖先である”猿人”へ。

 

 

デザインユニット「レイチョウルイラボ”(0-cho-rui-lab)」の名の通り、

これまでの常識に疑いを持つ、実験的かつ新しい発想こそがこのブランドのらしさの根源だと思っています。

 

 

初めて見た時は「なんだかクセ強なブランドだな、、?!」なんて思っておりましたが、

実際に展示会にお邪魔してデザイナーさんやブランドチームとお話しをさせてもらうと、全ッ然思ってた印象と違ったんですよね。もちろんいい意味で。

 

 

 

 

勝手に抱いていた、冷たいイメージから印象は一変。

一歩踏み入れた瞬間から、温かで和気藹々としたアットホーム感。

 

 

それに加え”レイチョウルイ”と名乗るだけあって、

ものすごく「人」のことが好きなチームなんだって思いました。

 

 

 

良くも悪くも携帯ひとつで、即座にたくさんの情報が判断できてしまう、今の時代。

 

自分ももちろん当事者ではあるけれど、「本当にそんな程度で判断できてるの?分かった気になってるだけなんじゃないの?」なんて。ふと俯瞰したり、しなかったり。

 

 

冷たく突き放す、皮肉めいたものなんかじゃなくって。

もっと暖かく、血の通った”こうあってほしい”という純粋な想い。

 

 

洋服を通して、ひっそりと。

隠された強い意志を、O-は伝え続けているのだと思います。

 

 

だから、時に捻くれてるようにも写るんだけど、実際はすごく情深くっていい奴なんですよ。

 

 

 

 

っっって。なんの話をしてるんだか。

 

 

 O- “NNZ DRY TROUSERS W”

 

 

ぱっと見、ベーシックなスラックスに見えなくもない。(いや。写真だと、フツーにフツーなパンツに見えてそうですが、、、)

 

 

このパンツに初めて触れた時、僕の頭の中には『モダンクラシック』なんて言葉が浮かんできました。

 

 

現代的な意味を持つ”モダン”と恒久的な価値観を示す”クラシック”。

 

一見すると相反する要素にも思えますが、

そんな僕ら普通の人間が「???」と思うことに真っ向から立ち向かい、これまでになかった革新的アイディアを生み出す姿勢こそが、O-のらしさなんじゃないかと思うのです。

 

 

ついでに言うと、そんな伝統的な部分とモダンなバランスの編集というのは、まさにopenend.でやっていきたい核心的なキーワードでもあるので、個人的にはそんな意味も込めてこのスラックスには愛着が沸いています。

 

 

 

 

週7私服で過ごす僕のボトムス割合は、

3日間はデニムで、もう3日間はスラックス、残りは気分でスウェパンやらチノパンやら。

 

 

それくらい僕の生活には、気がついたらスラックスが根付いていました。

 

ピシッとプリーツが入った真面目なのも好きだし、穿きすぎて裾がほつれちゃってるようなグダグダなのも好きです。

 

 

 

ただ、今の世の中スラックスを休みの日に選ぶ人って減ってる気がしてて。

 

 

それは、堅苦しさや生真面目なイメージが先行するからなのでしょうか?

それとも、平日にスーツで過ごす反動からでしょうか?

 

 

とは言えまあ、たまの休日ぐらいね。

それもクソ暑い夏ぐらい、気の抜けたパンツに手を伸ばしたくなったりもしますよね。

 

 

 

 

「そうだよね。そんじゃあ、これは?」って。

 

 

何気ない顔で差し出してきたアンサーが、

“COOLMAXとポリウレタン”の超快適ファブリック。

 

 

 

穿いてびっくり。たまげますよ。

 

 

 

デザイナー曰く「その辺のショーツより涼しいです。空調が効いた部屋では寒いくらい。」と言っておられましたが、本当にその通りだと思います。

 

これほどまでに通気性に優れた素材には、今後なかなか出会える気がしません。

 

 

 

 

実を言うと、これまで化繊の洋服は意識的に避けてきました。

 

 

選ぶ服のほとんどが天然繊維の僕にとって、

視覚的な軽さやスポーティさ(いわゆるシャカシャカ系)がどうにも肌に合わず、、、たまにチャレンジしてはやっぱり違う。の繰り返しで。

 

 

 

とりあえずそんな失敗はもうお腹いっぱいだけど、

O-のこれは”化繊だけどそう見せない”っていう、ちょっと捻くれたところに惹かれたんです。

 

 

あからさまに涼しげな顔をしたパンツって

秋に穿くのは少し抵抗があるんですけど、これならいける。みたいな、そんな感じです。

 

 

 

 

(僕の主観ですけど、)休日だろうと、ピシッとスラックスを穿いている人は格好いいし、さらに季節やシーンに応じて素材を選び、穿きこなしている人はもっと格好いいと思います。

 

 

当たり前に38℃、39℃連発の毎日には嫌気が刺しますが、そんな今の生活に合わせたモダンなファブリック。

 

 

冬場に穿く面のいいスラックスは別に珍しくないけど、夏場でも穿ける一軍スラックスって案外見つけるの難しい気がするんで、好きな人にはめっちゃ刺さる内容だと思ってます。

 

 

BLACK: 175cm / Size 34(鈴木私物)

 

 

実は店長鈴木は数年前からこのシリーズの愛用者でして、それを横目に徐々に気になっていたのもあったりします。(本人には言ってませんが、、、笑)

 

 

スラックスといえばのウールトロやギャバジンには出せない、

“グズついたニュアンス”と”ちょい真面目”っていうアンバランス感が乙なんですよねぇ、、、

 

 

 

もちろん好きなように穿いてもらっていいんですが、穿き続けることでプレスは落ち、よりグダっとした中太ストレートになってからが本領発揮。なんとなく、そんな気がしてます。

 

 

テキトーに。って言ったらあれですけど、

それくらいがさつに穿いてる方が自然体でかっこいいと思います。

 

 

 

 

ちなみに商品名に入っている「NNZ」。

ネバー・ニーズ・ジッパー(もうジッパーは要らない。)の略です。

 

 

ブランドお馴染みのマグネットフライは、穿いたら最後。みんな虜になります。

 

 

男性の皆様はトイレをイメージしてみてください。小の方です。この仕様がどんなにありがたいことか、、、

 

 

 

 

上のホックを取ったら「バババッ」っと開いて用を足し、また「バババッ」っと勝手に閉じてくれる。

 

 

 

こんなに楽なことはないでしょう。

 

 

プチストレスが解消されるだけで、人生は何倍も豊かになりますからね。きっと。

 

 

 

 

「、、、、って。待て待て!ジップあるやん。」

 

 

と思った、そこのあなた。僕もそう思いました。

 

 

 

なので、デザイナーに「、、、これって。ジップ、、ですよね、、、?」

(絶対ジップなのに、ちょっと半信半疑で聞いてみると。)

 

 

 

「うん。ジップだよ!」って、平然と言われました。笑

 

 

 

 

、、、適材適所って、こういうことを言うのかもしれない。

 

フロントのジップはたしかに要らないけど、小物入れ用ポケットはあったら嬉しいしな。

 

 

 

落としたくないもの。隠しておきたいもの。

なんでもいいけど、とりあえず必要な時に使ってみてください。

 

 

 

多分。これはあっていいジップです。

 

 

L.GRAY: 178cm / Size 36

 

 

僕はグレーを買ってみました。

 

サイズ36。ウエストはギュン締め。裾はグダっとワンクッション。

これが僕の理想のバランスです。

 

 

 

どこかから、「もうそんなパンツ持ってるやん。」なんて言われるかもしれないけど。

 

 

暑くて憂鬱な時期を、こんなにも軽やかに、そしてハッピーに過ごさせてくれるパンツは持ってなかったので、それだけで十分買う理由になりました。

 

 

 

なんて。それっぽく書いてみたりしちゃいましたが、、、

 

この生地とグレーの色味、そしてブランドチームの話を聞いてる時から、ひそかに買うのは決めていたので、紛れもなく即決というやつだったのでしょう。

 

 

 

 

実際、まだまだしんどい猛暑日やら酷暑日やらが続きそうですが、

 

先走るAWへの熱量と実際の気温を考慮すると、これ以上ないほど自信を持っておすすめできるパンツです。

 

 

 

真面目な顔をした、どことなく気の抜けたスラックス。

 

 

ぐだぐだになるまで、愛してやってください。

 

 

 

openend. 金澤

 

 

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