はじめまして。openend.の金澤です。
私ごとですが、5年ほど在籍した1LDK annexを6月末に離れました。
憧れだった1LDKでは、たくさんの人に出会い、たくさんの洋服に触れ、たくさんの経験をさせてもらいました。
これからは新店openend.(オープンエンド)の一員として。
新しい出会いや洋服を、探し続けていきたいと思います。
居る建物は変わりませんので、これからもみなさんよろしくお願いします!
いや〜、改めてオープンからの怒涛の数日間。
初めましての方からお馴染みのメンツ、久しぶりにお会いする方まで
ほんっとうに沢山の方に顔を出していただき、わちゃわちゃ洋服の話をしたり、お互いの近況報告をし合ったり。
すごく濃く、幸せで、あっという間の時間でした。
自分も学生の頃、こういう”空間そのもの”が好きで、時間があればふらっと立ち寄り、店を出る頃には空は暗く、片手にはなぜか買い物袋。
授業を抜け出してはそんなことばっかりやってたな〜、、なんて懐かしい思い出に耽ってました。
何はともあれ、ひとまず本当にありがとうございました。これからも頑張れそうです。笑
店長鈴木のブログにもあった通り、
このお店は、「お互いが共感しあえる空間であり、各々好きなモノを追求していく場所」を目指しています。
まだまだ走り出したばかりですが、
この空間、この場所が。
誰かにとって居心地のいい、来ること自体に意味を見出してもらえるようなお店にしていきますので、気長に見守っていてくださいね。笑
それでは、そろそろ本題に入っていきましょうか。
今日のテーマは「僕にとってのA.PRESSE。」
初っ端から大きく出たな。って感じですが、
買い物備忘録的な感じで綴っていこうかなと思います。

ということで。
これは今年のSSに買った、コットンニット。
ブランドの定番アイテムで、
それこそA.PRESSEがデビューしたファーストシーズンらへんからあった気がします。(記憶が正しければ、、、)
その当時から気にはなってたんですけど、
自分の中ではいまいち「これだ、、!」っていう決め手に欠けていて。
でも、売り切れるたんびに、あぁやっぱり欲しかったかも。っていう繰り返しでした。
定番アイテムであるが故に、このサイクルに陥っている人は僕以外にも居る気がします。
でも、そんな負のサイクルを断ち切れたのは、
26SSに突如として訪れた、僕の中での”ニットブーム”。
それまでSSシーズンは頑なにシャツばかり着てきましたが、
春先、夏場に着るニットの快適さに惹かれて、コットン、シルク、ラミーと。
どの素材が、どの時期にフィットするのか。一気に買い漁りました。

そのうちの一つがアプレッセのこれだったわけですが、
まぁいま思い出すだけでも、とりあえずめっちゃ着たんですよね。
旅行に行く時には”とりあえず”持って行ったし、
寝坊して時間のない朝には”とりあえず”これを着てました。
この「とりあえず」という言葉。
昔は妥協的な意味で捉えていましたが、
いまはもう少しだけポジティブに考えられるようになった気がします。
そんな日もあるよなって。
たまには自分を甘やかしながら、なんにも考えずに身を任せられる洋服があれば。
それだけで、いい1日のスタートが切れる気がします。
20代前半は、コロコロと新しいものに飛びついては、すぐに飽きて。
正直勿体無い買い物もたくさんしてきましたが、そういった反動からなのか。
年々好みのスタイルが明確に。
そして、シンプルになってきたように思います。

A.PRESSE “Wool Knit Crew Neck Sweater”
そうして迎えた、26AW。
オープンエンドでは、そんな変わらない軸を大切にしていきます。
今回は、自分の中での微アップデートと題して、ウールver.をセレクト。
僕はチャコールを買い足しました。
COL: CHARCOAL / SIZE: 3


アプレッセが提案するニットシリーズはそこまで分厚い肉感のものではないので、
ぶっちゃけウールだろうが、コットンだろうが夏以外は着れると思うんです。
じゃあ、なんでわざわざウールver.を選んだのか。
コットンニットでデニムのスタイリングももちろん良いんだけど、
粗野な(例えば色落ちの激しい)デニムには、上品なウールを合わせたくなるみたいな。
すっごく細かいことだし、わざわざ人に説明なんてしたくないけど、
その日にしたいスタイリングの密度を高めていくためには、わざわざな買い物だけど必要だなと思えたんですよね。

ちなみに、ここで採用されている素材は言わずもがなの一級品でして。
スーパーファインウールと呼ばれる原毛の繊維径は、なんと15.5μの超極細。
これはSuper 160’sに匹敵するもので、実はカシミヤと同等のレベルなんです。
「カシミヤ=高級素材」というのは、いまや共通認識になっている気がしますが、
“カシミヤだから良い”もしくは、”カシミヤ>ウール”の認識は違う気がしていて。
これの場合、カシミヤに匹敵するとろっとした肌あたりに加えて、
羊毛ならではの縮れのおかげで復元力に優れているのが、僕的には嬉しいポイントだったりします。(特に気に入った洋服だと気にせず高頻度で着ちゃうので、型崩れに強いのはありがたい、、、)


結局のところ、手元に残り続ける洋服はこういうものなんだと思います。
A.PRESSEが提案する洋服はまちがいなく嗜好品ですが、
自分の生活にフィットするアイテムは、必ず見つかるはずです。
いまのところ僕にとってのそれが、このニットでした。
デニムが好き。シャツが好き。スラックスが好き。ニットが好き。
最初にもお伝えした通り、openend.では決まったルールやコンセプトは設けていませんが、
僕たちは常に”好き”を追求し続けていきたいと思っています。
実際いまだにすごく難しいんですが、
何かを選ぶとき”誰か”が基準ではなく、自分の物差しで判断できる人はとても素敵です。
だれが、なにを選び、どう着るのか。
それぞれが、それぞれの好きを、好きに話し合える空間であれたら嬉しいです。
僕にとっての”追求”の第一歩は、
お気に入りのニットから始めてみようと思います。
openend. 金澤