「僕から見たO.E.M.」

こんにちは。窪野です。

僕には自分のスタイルに欠かせない、軸になる好きなブランドがあります。

それは「O-（オー）」

“全く新しいシステムをつくる”というコンセプトのもと、多様性と機能性を兼備したリアルクロージングを提案しているブランド。

既に小物合わせて20アイテムくらい、いやそれ以上持っている程好きなブランドなのですが、何故そんなに好きなのかを考え、二つの理由が浮かび上がりました。

先ず一つ目は「SNSをほぼ（全く）利用していない＝謎」という事です。最初で最後の投稿は2016年9月13日。タグ付けも見れないよう閉鎖されています。情報はSNSで全てを知ることが出来る世の中で、そこを利用していないことに僕は魅力を感じています。そんな強気なスタイルに僕は男としての強さと、今の時代に何か訴えかけているように思えます。他人は他人、自分は自分のままでいいと思える様な。僕の心、男の心をくすぐられるブランドなんです。

二つ目は、”一見”普通ということ。でも実は何か隠されているユニークさと革新的なアイテムを作っているのがO-。身に纏っている人しか感じられないのがポイントです。あるアイテムに敬意を払い上下反転させたアイテム名のパンツ、素材と色で服の存在を考えさせられるベスト、目には向けない影の薄いものだからグラフィックにするかっこよさとだからこそファッションというジャンルに取り入れる、など。

そんな二つが僕の中で、長く好きでいられる理由であり、響かせられている理由だと今の僕は思います。

この流れですと「O-」のアイテム紹介だと思うのが大抵。

ですが、今回ご紹介させていただくアイテム、ブランドは違います。既に鈴木がそのブランドアイテムについて、ほぼ毎回書いている訳ですが今回初めて僕目線で書かせていただきます。

それが「O.E.M.」。とある鈴木ブログでこのような文章を書いていました。

『見た目がめっちゃくちゃ普通な（地味な？）人でも、秀でた才能があったり、すごく面白い人であったり、そのギャップにやられることがあります。そしてそんな人にすごく魅力を感じてしまいます。

洋服でもそんなような物が好きで、よくわからない拘りが隠れている物が大好きです。

なおかつ、実際に着ることを考えられたリアリティのある洋服であれば、最高です。』

僕には書けない文章で、分かりやすかったので引用させていただきました笑

クレイジージャーニーという番組が僕は大好きで、録画してダビングして家に4.5年分あるのですが、そこに出てくる人は、一見普通。ですが、何かに没頭している子供のような方が多いように僕は感じます。その人たちの作るモノや性格、スポーツそして感覚に惹かれて夢中になって見ています。洋服にしても、同じで鈴木と同じくリアリティのあるモノが一番だと僕は思います。奇抜なアイテムやデザインが効いているアイテム、THE 普通なアイテムを50代になっても着るのか、破棄するのかなんて、その時の自分は分かりません。ただ一つ言えることは普通に見えて普通ではない、そんなアイテムはファッションとしても、歳を重ねても飽きずに永く着ると思います。20代の僕には断定できませんが、僕には今そう感じています。

O.E.M. “LIGHT THERMAL SWEAT SHIRT”

167cm : size L

O- for IZUMIYA “IOS COMFORT BK -FB-“

167cm : size 32

RELAX FIT × WHOLE TOOLS “HORSE LEATHER DRIZZLER”

167cm : size Free

O.E.M. “LIGHT THERMAL SWEAT SHIRT”

167cm : size L

O- “IOS COMFORT”

167cm : size 30

僕の中でこの、「O.E.M.」というブランドは「O-」と似ていると感じています。作るモノは全く違うのですが普通だけど普通ではなく、あくまでリアルなアイテムが多いという点が一つ。この点に関しては上記の写真を見ていただければお分かりだと思います。インナーのイメージが強いサーマルをスウェット型で作っています。普通ですよ。ですが、ブランドともなると他とは被らないデザインで攻めたり、ディティールを付け加えたりすると思います。ここを削ぎに削ぎ落としてできたこのアイテムは意外と無いのかなと思います。あとは値段が気になるのですが、ここもリアルなのが僕は凄く惹かれます。一枚で様になり秋冬春使える多様性の高さを考えてこのプライスを嫌いな人はいないと僕は思います。（オンラインサイトをご覧ください）

↑「O.E.M.」のアカウントですが、ぱっと見「謎」。ブランド？という正直よくわからない感じがします。ですがちゃんと意味がある投稿なんです。と言いますかヒントが隠されている投稿。”四角い枠の物撮り”の写真の前に上がる投稿は不定期で一週間前のもあれば一ヶ月前のもあります。（デザイナーの気分なのかも知れません笑）その投稿は”四角い枠の物撮り”へと繋がる元ネタ（背景の写真）。

この「謎」に満ちて意味のある投稿は見ているとzineの様に僕は感じました。次のアイテムは何がくるのかワクワクさせられる気持ちと発表されるアイテムを想像する楽しさ。見ている人と作っていくアカウント、作り上げられるzineに感じ、僕はこのアカウントを見て新しい形としてインスタグラムを楽しめると思いました。

この様な投稿（インスタグラム）からも「O.E.M.」というブランドの魅力が詰まっていると思いますので、良かったら一度ご覧になさってください。