こんにちは。PLAYGROUND NAGOYAのnatsukiです。
前回に引き続き、周年イベントに関するアイテム紹介です。
前回はREUSE LINEの紹介でしたが、それに近いものをここでも。
とはいえ、全くの別物。
だってソールを張り替えているのだもの。
PLAYGROUNDではUPCYCLING LINEというものがあります。
履けなくなってしまった、履かなくなってしまったスニーカーに新たな価値を加えて生き返らせる。
それがUPCYCLING LINEです。
今までだと、FREELOCKにカスタムしたり、FIDLOCKにカスタムしたり。でしかありませんでした。
そこに新たなカスタムが追加。vibramソールに張り替えることができるようになりました。
これによって、またさらに履けるスニーカーが増える。
例えば加水分解してしまったスニーカー。
例えばソールが硬化してしまったスニーカー。
例えばすり減りすぎてしまったスニーカー。
そんなシューズたちにセカンドライフを与えることができます。
これは本当にすごいこと。
死んだスニーカーが生き返るのですから。
しかも見方によってはアップデートして。
お持ちのスニーカーのソールを張り替えたいという方はもう少しお待ちください。
レギュレーションが決まり次第、改めて告知します。
今回はそのお披露目も含めて、こちらでカスタムしたものをそのまま販売します。
今回紹介するシューズで用いたソールは、PLAYGFROUNDではもうお馴染みのローリングゲートソールです。
歩くと足が前に進みやすいように設計されたタフなソールです。
今回販売するのは全部で6足。
もう少し増えるかもですが、今のところは6足です。
どれも唯一無二。一点もののスペシャルです。
PLAYGROUND UPCYCLING LINE
“SOLE CUSTOM”
7月27日の13:00~店頭販売開始となります。
ミスマッチのACG系列から2足、アップデートとなるランニング系から4足です。
NIKE ACG AIR MOWABB
PRICE : ¥22,000-(tax in)
SIZE : US 10.5 (28.5cm)
Made in 2008.
アメリカのユタ州モアブの景色からデザインされたと言われるMOWABB。
2回目の復刻の時のアッパーを使用しています。
ハラチシステムを搭載した本作は、履き心地の良さ、汎用性の高さから高い評価を受けていたそう。
また、直近の復刻とは違い、アッパー前面にスウッシュが入らないタイプです。
僕も少し前に買ったモデルですが、ソールが硬化し、割れてしまいました。
今回の個体も、同じような状態だったのをスワップ。
なのでこれからまたさらに履いてもらえます。
ACGといえばこのモデルという方もいるくらい、不朽の名作として存在しているAIR MOWABB。
ハラチシステムとローリングゲートによる、履き心地の良さと歩行のサポートの組み合わさった一足。
ミスマッチ。でもそれが趣に。
良い仕上がりです。
NIKE ACG AIR MOC
PRICE : ¥23,100-(tax in)
SIZE : US 10 (28cm)
Made in 2005.
ポテトシューズと呼ばれていたAIR MOC。
こいつももれなく、ソールが剥がれがち。
けれど確かに名作です。
履いたことがある方はわかるかもしれませんが、こいつは意外と履き心地が良い。
あとかなり楽ちん。
そんなAIR MOCのソールをローリングゲートに。
アッパーの履きやすさ、履き心地にプラスで、ローリングゲート歩きやすさとタフさが加わった一足。
また、ソールのボリュームが上がったので、シューズとしてのバランスも良くなった気がします。
よくよく考えたら、このタイプのアッパーのシューズにランニングベースのソールを当てはめることはまずあり得ない。
だからこそ面白い一足だと思います。
NIKE WAFFLE TRAINER
PRICE : 24,200-(tax in)
SIZE : US 9 (27cm)
Made in 1998.
レトロランニングの名作ですね。
ナイキの創始者であるビル・バウワーマン氏が考案したワッフルソールを搭載し、1975年に登場した名作です。
やはり良いカラーです。
1998年製の、2度目の復刻時のモデルをベースにソールを変更しました。
そんなWAFFLE TRAINERを、NEW DAWNでも使われているソールに。
もはやシューズの由来であるワッフルソールでは無くなってしまいましたが、その分履き心地や実用性は大幅のアップしています。
生成りソールがバチっとハマっていると思います。
昔のシューズをガシガシ履ける。革命です。
ソールスワップの真髄を感じていただける一足だと思います。
NIKE LEATHER CORTEZ
PRICE : ¥19,800-(tax in)
SIZE : US 8 (26cm)
Made in 2002.
同じくレトロランニングから。
こちらも名カラーですね。
2002年の個体で、こいつもソールがガッツリ硬くなっていました。
ので、張り替え。
アッパーはレトロ、ソールは現代のものを。
ハイブリッドモデルのような仕上がりになったと思います。
レトロなアッパーとなるとデニムの相性が良さそう。
デニムに白T。
足元も昔のNIKE。けれど、ソールだけvibram。
乙ですね。
レザーの劣化こそあるものの、この年代のレトロランニングを履けるのは当たり前なことではないと思います。
NIKE ROSHE DAYBREAK NM / FRAGMENT
PRICE : ¥19,800-(tax in)
SIZE : US 9.5 (27.5cm)
Made in 2015.
fragment別注の一足ですね。
勝手に、トリプルコラボみたいになっています。
ROSHEとあるように、元々のソールはROSHEソールでした。
ですが、かなりすり減っており、履けない状態でした。
それを引っ剥がしてローリングゲートに。
前述したNEW DAWNでも、このシューズをイメージしたカラーリングが登場しています。
そりゃこのソール合いますよね。
生成りのソールも、ヴィンテージ感がありレトロランニングスニーカーとの相性は抜群。
この生成りソールというのが個人的なツボポイントです。
アッパーの状態がそこまで良くないので、せっかくソールもかえたことだし、もうガシガシ履いてほしい。
ショーツに、スウェットパンツに、デニムに。
ありとあらゆる服装で、ありとあらゆる場所に履いていいってあげてください。
NIKE AIR MAX 360 Ⅱ
PRICE : ¥24,200-(tax in)
SIZE : US 8.5 (26.5cm)
Made in 2007.
少し時代は進み、AIR MAX系のソールスワップです。
これぞ、ソールスワップの醍醐味ではないでしょうか。
加水分解したスニーカーが履ける。
このロマンを感じていただける方は少なからずいらっしゃると思います。
今回AIR MAX系でカスタムしたのはAIR MAX 360 Ⅱ。
めちゃくちゃ良い。
もはやAIR MAXではないですがご愛嬌で。
個人的にもこのモデルはずっと気になっていたのですが、ソールが全滅。
履けるものがありませんでした。
そんなモデルを履ける。すごいことです。
加水分解していないし、加水分解する心配もない。
安心感のあるAIR MAX。
それだけでそそられます。
今回は以上6足。
何度も言います。唯一無二なスニーカーたちです。
個人的に、「他の人と被らない」というアイデンティティのあるシューズはそれだけで魅力があると思っています。
それなのに、さらに格好良さ、履き心地の良さ、壊れなし安心感がついてくる。
スニーカーがお好きな方にとって、この6足は輝いて見えるのではないでしょうか。
かくいう僕ももちろんその一人。
この、スワップという手段。世界が広がる一手だと思っています。
シューズにセカンドライフを。
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