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「ゴミ」を履く。

こんにちは。PLAYGROUND NAGOYAのnatsukiです。

 

毎日一度は「暑い」と言っている気がします。

言ってもどうにもならないの暑いと言ってしまう季節です。

 

毎年のように、「今までで一番暑い夏」とニュースで聞いているような気がするここ数年間。

「全米が泣いた」くらい信用していませんが、実際かなり暑くなっていると思います。

 

ニュースをつければどの番組でも取り扱っている異常気象、地球温暖化、サスティナブル、SDGs。

 

一人一人が意識しなければいけない問題かとは思います。

 

とはいえ、僕自身もできているかと言われればうーんと言ったところ。

 

なので僕として、PLAYGROUND NAGOYAとして、さらに言えばPLAYGROUNDとして一つ提案をします。

「ゴミを履きませんか。」

 

 

NIKE SPACE HIPPIE COLLECTION

2024年6月29日13:00~店頭販売開始

2024年6月30日21:00~オンライン販売開始

 

みなさま、NIKEのSPACE HIPPIEというラインをご存知でしょうか。

 

SPACE HIPPIEとはNIKEにとっての「宇宙ゴミ」とも言える廃棄されるスクラップを蘇らせ、循環性を重視した大胆なデザインに仕上げた実験的なフットウェアコレクションのこと。

 

これが本当にすごいんですよ。

 

文字通りゴミから作られているパーツが多い。

 

例えばアッパーを構成するニットの素材はペットボトルやTシャツから作られた100%のリサイクル素材。

 

例えばクッショニング部は同社のNIKE VAPORFLY 4%のスクラップを元に再加工。二酸化炭素の排出量を約半分に。

 

例えばクレーターフォームで作られたソールはグラインドラバー(不要となった靴や廃棄となった素材から作られたラバー)を約15%混ぜることで、新たな素材を使うことを防ぎつつ、炭素排出量を削減。

 

 

NIKEにはサスティナブルイノベーションVPという役割があり、そのシャナ・ハナは「将来、プロダクトは循環するようになると信じています。そのためには、デザイン、利用、再利用の方法や、各工程で無駄を省く方法まで、すべての工程を考えていかなくてはいけません。それがベストプラクティスを生み出す循環的思考の基本になります。」と話しています。

 

PLAYGROUNDではよく取り扱うNIKE CONSIDEREDも地球環境に配慮されたプロジェクト。それも2005年から始まっています。

 

ちなみにですが、先述のグラインドラバーは1994年から始まった「ReUSE A SHOE」というプロジェクトの中の一つのプロダクト。

NIKEのサスティナブルは今に始まったことではなく、約30年前から取り組んでいたと言うのだから驚きです。

 

こういうプロダクトであったり、気前があるからこそNIKEは面白く、かつスニーカー界を引っ張る存在になっているのだと、烏滸がましいですが感じています。

 

そんな「SPACE HIPPIE」を今回はガツっと集めました。

東京店、名古屋店同時に販売します。6/29から。

オンラインは翌日6/30の21:00~開始です。

 

このSPACE HIPPIEはコンセプトだけでなく、スニーカーとしても非常に格好良い。

 

今回取り扱うのは、訳があってSPACE HIPPIE 01とSPACE HIPPIE 02、そしてSPACE HIPPIE 03です。(以下それぞれの番号で呼びます)

 

 

 

まずは01から。

NIKE SPACE HIPPIE 01
PRICE : ¥12,100-(tax in)
SIZE : (右手前から) US 7.5 (25.5cm), US 8.5 (26.5cm), US 9.5 (27.5cm), US 9 (27cm)

 

ローカットにシューレースと一番スニーカーらしいフォルムの一足だと思います。

ので、個人的に迷ったらこのモデルが一番良いかなと思います。

どのモデルも共通で通気性も良く軽いので、時期的には今おすすめします。

 

スペースヒッピーはグレーがメインカラーとなっているものが多いです。

僕はスニーカーとパンツの色を合わせて履くことが多いので、パッと出てくるのはスウェットパンツ。

あとは素材が基本的には合成繊維なので、素材を合わせてナイロン系のアイテムとの相性が良い気がします。

 

とはいえ、よく見るとたくさんの色が使われているモデルなので、トップスで拾っても良いですし、ちょっとしたアクセントに。

 

一足だけ、攻めたカラーの01もあります。

ダークさの感じられるグリーン。これもなかなか面白い。

個人的には、僕がよく履くM-51あたりがちょうど良いのではないかなと思います。

あとはブラックデニムとかですかね。

 

01はベーシックなシューズが一通り揃ったかなくらいのフェーズの方に僕はおすすめしたいナンバリング。

スニーカータイプながら、コンセプトとディテールで差別化が図れる。

ワンモアシューズにぜひ。

 

 

お次に02。

SPACE HIPPIE 02
PRICE : ¥12,100-(tax in)
SIZE : (右手前から) US 8.5 (26.5cm), US 9 (27cm)

 

こいつは比較的シンプルなモデル。

01のようなフォルムながらちょっとミッドカット寄りになったスリッポンタイプ。

楽さで言えばこいつで決まりです。

 

前述のスウェットパンツ合わせ、ナイロン合わせに加えて、ミッドカットを生かしショーツ合わせももってこいかなと。

 

今回取り扱う02は一色のみですが、これからの時期に映えるカラーだと思います。

 

ソックスの色で遊んでも良さそう。

 

02に関しては楽さがこのシリーズの中だとトップだと思うので、靴履くのに時間かけたくないよって方は02一択かなと思います。

あとはミッドカットに挑戦してみたい方。

スリッポンなのでミッドカットならではの履く手間は少ないと思います。

夏から秋にかけてのもう一足としても優秀かなと。

 

 

そして03。

SPACE HIPPIE 03
PRICE : ¥13,200-(tax in)
SIZE : (右手前から) US 9.5 (27.5cm), US 8.5 (26.5cm)

 

 

個人的にはこいつが一番好き。

僕が持っているのもこの03です。

 

とはいえ、デザインはかなり前衛的。ハイカットに、パッとみただけではよくわからないパーツの配置。

ぶっ飛んでいる一足かなと思います。

なので、天邪鬼な方、攻めたい方はぜひ03を。

 

こいつも個人的にはショーツスタイルをおすすめしたい。

この前衛的なデザインを折角なら余すことなく見せつけたい。

ソックスを溜めても良いと思います。

ハイカットながらスリッポンタイプ。

ですが、調節も効きます。

 

このアッパー中腹の黄色いパーツを引っ張ることで張り巡らされているワイヤーが締まり、

踵の黄色いパーツを引っ張ることでロックが外れ、緩められるようになります。

 

IMG_7342

動画撮りましたので、使い方わからなくなったら見てください。

 

見た目からもわかるようにホールド感は半端じゃない。

 

最高に面白いです。

 

たくさん靴を持っている方はぜひ03を。幅が広がりつつ、コンセプチャルで、格好良い。

ぶっちゃけ1~2足くらいしかスニーカー持っていないと言う方は03じゃないほうが良いと思います。

曲者ではある。ですが達者です。

 

 

最後に、僕の持っているSPACE HIPPIEのご紹介と履き方について。

 

僕の持っているSPACE HIPPIEは前述した通り03。

確か3年前くらいに買ったと思います。

 

当時はNIKE AIR FORCE 1が流行り、NIKE DUNKのプレ値での取引が相次ぎ、広い意味でのスニーカー界は盛り上がっていた時期だと思います。

 

ですがだからこそ僕はどこかつまらなさを感じていました。

 

そんな時に出会ったのがこのSPACE HIPPIE。(あとPUMA SUEDE)

 

デザインとコンセプト、ともに衝撃を喰らいました。

「こんなスニーカーがあるのか」と。

 

同じように感じた方もいらっしゃるでしょう。しかし、世の中は絶賛DUNK時代。

そんな時代にSPACE HIPPIEは基本的に売れていなかったと思います。

 

でも、だからこそ、この好きなSPACE HIPPIEをこの職について改めて発信できるのがとても嬉しい。

 

素晴らしいプロダクトを伝えられるように頑張りたいと思うのです。

 

 

ちなみに履く時はデニムと合わせることが多いです。

 

このカラーリングが愛着もあって好きなので01、02、03全て揃えました。ちなみに日本限定カラーです。

このカラーの時はぜひデニム合わせも試してみてください。

 

 

そんな感じの「ゴミ」たち。

 

すごくないですかこのプロダクト。

 

こういうコンセプチャルなシューズは後々評価されていくことが多いです。

個人的にはこのSPACE HIPPIEもそうなっていくのではと思っています。

ので、手を出すなら早い方が良い。

全力で推します。

 

正直、売れなくても良いと思っています。

売れるよりも、この面白さ、格好良さが少しでも伝わってくれたら嬉しい。

 

 

「ゴミ」を履く。

 

このシューズたちは、スニーカーをあまり知らない人からしたら「何その靴」となるシューズだと思います。

 

そう聞かれたらこう答えてください。

 

「ああ。これ?ゴミだよ。」

 

 

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