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Sneakers Background vol.9 “NIKE SHOX”

こんにちは。PLAYGROUND NAGOYAのnatsukiです。

 

勝手に連載企画、今回はNIKEのALPHA PROJECTから登場したSHOXついて。

 

こいつは本当にすごく面白いスニーカーだと思います。

SHOXが初めて発売されたのは確か2000年。バスケット用のBB4とランニング用のR4、それとクロストレーニング用のXTあたりが最初のリリースだったと思います。

 

ただ、このスニーカーの発想の起源は1980年代まで遡ります。

ので、時期的にはDUNKやAIR JORDAN 1が作られたころにはこの発想があったということです。

 

そしてこの発想が最高に面白い。

ただ単純に「スニーカーのソールにバネを仕込んだら高く飛べて早く走れるのでは」というもの。

この発想を提案したのは NIKE AIR FORCE 1のデザイナーでもあるブルース・キルゴア氏です。

 

最高ですよね。

 

ただ、やはり1980年代にその発想は実現に至らず、15年ほどの歳月を経て誕生したというわけです。

 

NIKE AIRと双璧をなす予定だったSHOXですが皆さんもご存知の通り認知度、人気ともにかなり差が開いてしまいました。

SHOX、めちゃくちゃ格好良いんですけどね。

 

 

SHOXについて切っても切れない関係性なのはやはり元NBA選手ヴィンス・カーターとの関係性だと思います。

 

SHOXは2000年がオリジナルと言いましたがこれはヴィンス・カーターが出場したシドニーオリンピックの年。

ヴィンス・カーターはこの大会で218cmの選手を飛び越えてダンクを決めます。

そのときに履いていたのがSHOX BB4。

 

Vince Carter’s “DUNK of Death”

 

NIKEにとって、「高く飛ぶためにバネを搭載したシューズを作り、それを履いた選手が218cmの人間を飛び越えてダンクした」という最高のプロモーションになったわけです。

 

そしてその後にNIKEがSHOXとして放送したCMがこれ。

 

NIKE SHOX CM

 

効果音もさることながら、最高に皮肉った最高のCMだと思います。

ちなみに、このダンクの被害者はNBA入りを諦めるほどショックを受けたそうです。

 

このようなサブストーリーも含めて、SHOXは最高の一足だと思います。

 

 

ぶっちゃけ、ここからが本題。

単純にとても格好が良い。それにつきます。

 

今回入荷したのはSHOX R4の復刻。

オリジナルが2000年ということもあってメタリックでどこかいなたいデザイン。機能が可視化されたフォルム。

まさに今気分なスニーカーではないでしょうか。

ちょっと太めのパンツに、ジャスト目のトップスで個人的には合わせて欲しい。

 

 

濃いめのデニムとかでも格好良さそうですね。

 

デザイン性、ファッション性、ストーリー性どれをとっても良い。

大好きな一足です。

 

現在店頭販売中。オンライン販売はPLAYGROUND ONLINE STOREにて2月15日(水)21:00から開始です。

そのほかにも3足オンライン販売開始となるのでそちらも合わせてよろしくお願いします。

 

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